名前ロベルト・デュラン Roberto Duran
別名Manos de Piedra 石の拳
生年月日1951/6/16
国籍パナマ
戦績120戦104勝16敗69KO
紹介パナマ(エンチョリーヨ出身)ニックネームは「石の拳(コブシ)」。
キャリア初期の野性味溢れるボクシングと後期の技巧派スタイルで50歳になるまで戦い続けた一方、二階級飛び越えればパンチの威力が完全に違い、三階級では挑戦自体が無謀であった世界観を平然と破った怪物ボクサー。
対戦相手は中量級の歴史における最強の王者揃いであり、観戦を渇望した観客たちにより興行やテレビの世界も変革されていった。
強豪達をことごとく退けた桁外れの強さ、そしてデ・ヘススという好敵手と繰り広げた3度の激戦。 今や70年代に留まらず、ライト級史上最強はデュランとの評価が定着している。
同時期にフェザー級、ジュニア・ライト級で世界王座に君臨したアレクシス・アルゲリョや、ジュニア・ウェルター級世界王者として無敵を誇ったアントニオ・セルバンテスとの対戦は、何度も噂に上ったが実現しなかった。もしこの両者との対戦が実現していたら、ボクシングの歴史に残る試合になったと思われる。
全時代、全階級(ALL TIME P4P)最強に推す者も多く、デュランは間違いなくモハメド・アリ(カシアス・クレイ)と並ぶ世界を動かした中南米を代表するボクサーである。
デュランはライト級王者になる前はスーパーフェザー級で世界1位にランキングされていた。また、ライト級王者になってからのノンタイトル戦では、一階級上のスーパーライト級世界ランカーとも頻繁にグローブを交え、負けることは無かった。計画的に事を進めていれば、6階級制覇も可能だったかもしれない。
2006年12月7日、アメリカ、ニューヨーク州カナストータにある「国際ボクシング名誉の殿堂博物館(IBHOF)」に名誉の殿堂入りを果たしている。
主な戦歴1968年プロデビュー。
1971年10月パナマでのノンタイトル戦で元世界王者、小林弘に5回KO勝ち。(小林はこの試合を最後に引退)
1972年ケン・ブキャナンを13回KOに下し、WBA世界ライト級タイトル獲得。(29戦全勝) 1972年エステバン・デ・ヘススとのノンタイトル戦で10回判定負け。32戦目で初黒星。
1973年9月パナマでガッツ石松に10回TKO勝利。3度目の防衛に成功。
1974年3月初黒星を喫したエステバン・デ・ヘススとの4度目の防衛戦では、11回KO勝ちで雪辱を果たす。
1974年12月パナマで日本ライト級王者、高山将孝を1回KOで下し、5度目の防衛に成功。
1978年WBC王者、エステバン・デ・ヘススを12回TKOに下し、ライト級タイトル統一。WBAは12度目の防衛。
1980年シュガー・レイ・レナードを15回判定で下し、WBC世界ウェルター級タイトル獲得。(2階級制覇)
1980年5ヵ月後の再戦では徹底的なヒット・アンド・アウェイ戦法を取るレナードにフラストレーションが溜まり、8回に突然の試合放棄。このとき放った言葉と共に「ノー・マス(もうたくさんだ)」事件として有名になる。
1982年1月ウィルフレド・ベニテスのWBC世界スーパーウェルター級タイトルに挑むも判定負け。
1983年6月デビー・ムーアを8回TKOに下し、WBA世界スーパーウェルター級タイトル獲得。(3階級制覇)
1983年11月マービン・ハグラーの持つ3団体統一世界ミドル級タイトルに挑むも15回判定負け。
1984年WBC世界スーパーウェルター級王者トーマス・ハーンズに挑むも一方的な内容で2回TKO負け。
1989年2月アイラン・バークレーを12回判定で下し、WBC世界ミドル級タイトル獲得。(4階級制覇)
1989年12月WBC世界スーパーウェルター級王者、シュガー・レイ・レナードに挑戦し、12回判定負け。
1992年4月19日には東京体育館での藤原組の旗揚げ一周年記念興行で船木誠勝と異種格闘技戦を行った。この時のデュラン(41歳)は明らかに太りすぎで、その身体を隠すためか、Tシャツを着たまま試合を始めて観客から失笑を買ってしまった。デュランも3ラウンドからはTシャツを脱いで戦ったが、この回に船木に捕まり、腕固めで敗れた。2ラウンドにはボディ・ブローで船木からダウンを奪っている。
1997年元WBA世界ミドル級王者、ホルヘ・カストロと2度戦い1勝1敗。
1998年47歳でWBA世界ミドル級王者、ウィリアム・ジョッピーに挑戦するが3回TKO負け。2001年ヘクター・カマチョに12回判定負け。これが最後の試合となる。
2006年アメリカ、ニューヨーク州カナストータにある「国際ボクシング名誉の殿堂博物館(IBHOF)」に名誉の殿堂入り。
2007年6月「国際ボクシング名誉の殿堂博物館(IBHOF)」のセレモニーに、同じく殿堂入りが決まったリカルド・ロペス、パーネル・ウィテカー、ホセ・スライマンWBC会長らと共に出席した。
獲得タイトル
第18代WBA世界ライト級王者
第7代WBC世界ライト級王者
第6代WBC世界ウェルター級王者
第22代WBA世界ジュニアミドル級王者
第21代WBC世界ミドル級王者
公式HP
THE OFFICIAL WEB SITE OF Roberto Duran

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