プロボクシング日本スーパーバンタム級9位の坪内達哉(27)=大阪帝拳=が大阪府警の採用試験に合格し、10月から警察官になることが分かった。9月23日の大橋弘政(27)=HEIWA=戦(愛知・刈谷市産業振興センター)がラストマッチになる。
毎年800人前後のプロボクサーがリングを去る。引退選手の再就職を支援したい日本ボクシングコミッション(JBC)は、鍛え抜かれた心身を持つ人材を求 めた警視庁と思惑が一致、2月に初めて就職説明会を都内で開いたばかり。坪内は参加しなかったが、記事を見て地元の府警へ受験。「1年ほど勉強して、3回 目くらいで合格できれば」と考えていたが、一発で競争率6倍の狭き門をくぐり抜けた。
もちろん、葛藤はあった。「ボクサーの 夢はタイトルマッチ。そのリングに上がりたかった」あと少しで届きそうだった舞台に未練は残る。それだけに「最後の試合は悔いが残らないようにしたい」。 自らのために振るってきた拳を、今度は882万府民の安全のために生かす。
坪内達哉(つぼうち たつや)1980年5月11日、兵庫・川西市生まれ。27歳。西宮西高(現西宮香風高)でボクシングを始め、龍谷大までのアマ戦績は51勝(26KO・ RSC)14敗。2003年10月に大阪帝拳ジム入りし、04年4月にプロデビュー。戦績は9勝(3KO)1敗。168センチの右ボクサーファイター。家 族は両親と妹

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