アリ
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発売日: 2002/10/25
発売元: 松竹
1964年に若干22歳で世界ヘビー級チャンピオンとなった黒人ボクサー、カシアス・クレイ=モハメド・アリ(賞賛されるべき人、の意味)の激動の半生をつづった、名匠マイケル・マン監督の意欲作。
ヴェトナム戦争の徴兵を拒否したがために国家によって逮捕、そしてチャンピオンの地位を剥奪され、いつしかアメリカを相手に戦いを続けていた彼の生きざま は、NYテロ事件後急速に右傾化している現在のアメリカに、痛切なカウンターパンチを浴びせるに足る力強さに満ちあふれている。
これまで飄々(ひょうひょう)とした軽さが身上だったウィル・スミスだが、ここでは一転して、腹を括ったかのように見事アリ役を自分のものとしており、単なるそっくりさん演技の域を越えているのもいい。(的田也寸志)
何を描こうとしているのか何を描こうとしているのか、もう一つ分かりかねます。
差別への怒りなのかといえば、アリの奔放な女性交際などが登場したりして、そうでもないような。
所詮、アメリカ社会のことは、日本人には理解できないのか、それとも、人生ってそんな単純なものではなく、ごちゃごちゃしたものなのか。
ウィル・スミスの好演が光っている!「蝶 のように舞い、蜂のように刺す」といわれたアリのボクシング。それほど彼のボクシングはヘビー級という特殊な階級にあって画期的なものであったという。考 えられないくらい軽快で、素早く、運動量が豊富で、しなやかな破壊力。パワーで押し倒すリストンとの対照的な戦い方でチャンピオンとなり、その後ベトナム 戦争徴兵拒否、相次ぐ裁判、国家権力によるライセンス剥奪、経済的窮乏・・・。全盛期として栄光の歴史を刻むことができたはずの時期を、こうした試練と困 難が襲う。32歳という年齢、7年間のブランクという圧倒的に不利な状況を見事に覆してチャンピオンに返り咲く「キンシャサの奇跡」。ドラマはこの10年 間を描ききっている。アリになりきったウィル・スミスの好演が光る。
内容が濃いモ ハメド・アリは一昔前のボクシングチャンピオン,という程度の知識でこの映画を見たのですが,想像以上に内容の濃い映画でした.挑発的な闘争心を前面に出 して闘う(そして生きる)背後に何があったのか,実体のない見えない相手とどう闘い,どう克服したのか,そして彼が単にボクシングだけのチャンピオンでは なかったことがよく分かる.60年代から70年代に噴出していたアメリカの社会問題もある程度よく描かれていると思う.アリをフィーチャーし続け,影なが ら大いに助けた白人のスポーツキャスターの役どころも味がある。

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