ファイト・クラブ 
おすすめ度:

発売日: 2007/01/26
発売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
最初はおもしろかった・・・。最初の1時間は迫力もあったのに、最後はアッケラカンとしてる。なんでだろう?最初までの迫力が続いたら、すっごい映画になったと思います。
一筋縄ではいかないエンターテイメント作品エドワード・ノートン演じる不眠症の男が謎の男と出会い、「ファイトクラブ」と呼ばれる殴り合い集団に嵌っていくという話。それだけだと、ただのバイオレン ス映画かと思われるかもしれませんが、実際の所は、話が進むにつれてどんどんミステリー色が強くなっていき、終盤に驚きのどんでん返しが用意されています。
ブラピ演じる謎の男が登場する以降、観ているほうは常にちょっとした違和感を感じるはずです。ラスト、その違和感の正体が明ら かにされた時、思わずもう一度巻き戻して見たくなる作品。いかにもデビッドフィンチャーらしい、一筋縄ではいかない仕掛けが施されていると思います。
映像そのものにもちょっとした遊びがあって、DVDを一時停止させながらじっくり探す楽しみがあります。もう、かなり古い作品になってしまいましたが、今見ても十分刺激的なエンターテイメント映画です。
殴り合いの信仰性日 本での劇場公開は1999年。互いに殴り合うことで男達が組織されていくさまには、ただのアナーキズムよりもずっと過剰なエネルギー量がある。この世界は 薄汚れ、くだらなくて、意味がない。そう感じている男たちが、この世界において自分の存在を確認するには、殴り合うしかない。殴り合って、最終的には自己 破壊にまでたどりつかなければならない。だが、それは所詮一種の「信仰」だ。主人公は自ら頭を銃で撃つことを選択したが、生き残ったのは果たしてどちら だったか。自分か、彼か。劇場での公開当時、終了直後に背後の席で「つまんねー」と年若い女の声がした。確かに、そうかもしれない。これはオトコのための 映画なのだから。

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