3月1日後楽園ホールで行われたWBA世界ミニマム級タイトルマッチは、王者新井田豊が挑戦者13位のホセ・ルイス・バレラを6回ボディーに左右連打を集中し6回2分16秒KO勝ちして日本の世界王者の防衛記録としては歴代単独4位となる、7度目の防衛に成功、日本人のミニマム級王者のKO防衛は1990年2月の大橋秀行以来となる。
初回から新井田が得意のフックをボディー、顔面に決めてハイペースで進んだ。3回にはチャンピオンの左フックを浴びたバレラが尻もちをつき、8カウント。
続く6回、左ボディーアッパーでバレラがあげたうめき声を聞くと、ここがKOチャンスと新井田がラッシュ。再びボディー攻撃でバレラをキャンバスに沈め、主審が10カウントを数えた後も、しばらく立ち上がれなかった。
KO勝ちを確認すると、新井田は感激に後方宙返りを披露してファン・サービス。自己通算10度目の世界タイトル戦で初体験のKO勝ちを「狙ったわけじゃないが、チャンスは見逃さなかった。世界戦で初めてのKOだから、自分でもうれしい」と素直に喜んだ。KOは意識していなかったそうだが、6回のボディーブローにバレラが効いたことを確認すると、「このチャンスをものにしたいと行った」
日本史上3位タイの8連続防衛が懸かる次戦は、デビューから16連続KOを記録したWBA世界ミニマム級1位ローマン・ゴンサレスとの指名戦が避けられないが、横浜光ジムはその前にできれば黒木健孝VS三澤照夫の日本タイトル戦の勝者との対戦をはさみたいもよう。
新井田自身は「(ゴンサレスとは)いつでもやりたい。強い選手だけど、オレにもプライドがある。まだまだ強くなると思う。意地を見せたい」と、強敵の挑戦を受けて立つとアピール。

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