
アマチュアボクシング・ゴールデン・グローブ(18日=日本時間19日、メキシコシティー)ボクシング「亀田3兄弟」の三男、16歳の和毅(ともき)が、メキシコのアマチュア最高峰の大会「ゴールデン・グローブ」で、初の"KO決着"を果たした。4日の初戦に続いてバンタム級(54キロ以下)に出場し、ビクトル・サンドバル(16)を2回1分5秒、RSCで下して2連勝。1回にダウンを奪い、2回に連打したところでレフェリーストップ。3回戦は9月8日に行われる。
成長の証は結果で魅せる。和毅がアマデビュー2戦目で、初の"KO決着"。和毅のラッシュにレフェリーが試合を止めるRSC(レフェリーストップコンテスト)、プロでいえば、"TKO勝ち"で力の違いをみせつけた。
リング上で両拳を突き上げる和毅に、1000人を超す超満員の観衆から大声援が送られた。初戦では容赦ないブーイングにさらされたが、敵地のファンもうならせた。「楽勝や。(相手は)話にならなかったで」。和毅に会心の笑顔が浮かんだ。
相手は12勝(10RSC、KO)2敗のキャリアを持つホープだったが、序盤から一方的な展開になった。1回に強烈な左ジャブでダウンを奪い、2回には猛ラッシュをかけた。相手が棒立ちになり、レフェリーが割って入った。
この大会のため、単身メキシコに乗り込んだ。1泊15ドル(約1800円)のホテルで自炊生活。朝はジムへ電車で通い、夜は公園で走り込む。孤独な生活が続いたが、応援に駆けつけた長男・興毅(20)、二男・大毅(18)の目の前で、頑張る姿を披露した。
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キシコで初めて試合を観戦した興毅は「さすが和毅や。圧勝やったで」と手放しでほめれば、10月11日(有明コロシアム)にWBC世界フライ級王者・内藤
大助に挑戦することが決まった大毅は、「このレベルじゃ、敵はいないやろ」と言い切った。治安も悪く、厳しい環境に身を置く亀田家の最終
兵器は、メキシコで進化を続ける。

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