日本ウェルター級タイトルマッチは6日夜後楽園ホールで行われ、初回ダウン応酬の末にチャンピオン湯場忠志が日本ウェルター級1位牛若丸あきべぇに1回1分30秒で逆転KO勝ちした。あきべぇは初黒星を喫し、16連続KOの日本記録ならず。
試合開始ゴングからプレッシャーをかけて出たあきべぇ。強打のサウスポー同士が放った右フックがほぼ相打ちにヒットしたと見えた次の一瞬、キャンバスに転がったのは湯場の長身だった。しかしダメージはさほど深くなく、チャンピオンはひるまずあきべぇの打ち合いに応じた。ここで湯場の左ロングフックが決まると、あきべぇ前のめりに落ちてダウン。場内興奮のるつぼと化す中で激闘は間もなくフィナーレに。湯場は落ち着いて力のこもった左を放ち続ける。この回半ば近く、湯場はロープにあきべぇを詰めて猛攻。崩れかける挑戦者の顔面になおも湯場の左ストレートが直撃すると、あきべぇ完全にフロアーに横たわり、青コーナーからタオルが入ったが、福地主審はそのまま10カウントを数え切った。16連続KOの日本新記録を狙った初のタイトル挑戦は1分30秒でKOに沈み、試合後は担架送りにされた。