10月11日に世界初挑戦するプロボクシング亀田兄弟の二男、大毅が、特設リングで前代未聞の屋外一般公開スパーリングを行うことが21日、発表された。
23日午後4時30分から東京・お台場のパレットタウンプラザで無料開催する。WBC世界フライ級王者・内藤大助も会場への出撃を決意。決戦の地・有明コロシアムの目と鼻の先で、因縁の両者が"前哨戦激突"する。
亀田家が、思い切った行動に出た。衆人環視の中で大毅のスパーリング。場所は目の前に巨大観覧車の回る東京・お台場だ。家族連れの一般客のあふれる夕方のショッピングモールで、堂々と手の内を披露する。
亀田家のドン史郎さんは、10日の大阪での公開スパーリングを最後に、世界戦直前の公式行事まで公の場に姿を見せない方針だった。
内藤も練習を公開せず、 情報戦に突入していた。そこで亀田家は王者に対し心理的な圧力をかける作戦。 決戦の地の目と鼻の先に屋外特設リングを用意。
料金も無料にした。史郎さん 「ええ、無料ですから。金のないチャンピオンも来れますやろ。ゴキブリみたいにコソコソせんと来なさいな。リングサイド最前列の席を空けておくから、ビデ オカメラを持ってらっしゃいませ。亀田との世界戦が、どれだけプレッシャーのかかる試合になるか参考にせいよ!」と挑発するように来場を求めた。
関係者によると、内藤は公開スパー偵察を希望しているという。口の達者な一家の前に堂々と現れれば、口撃されることは必至。王者の来場を熱望する大毅もいやが応にも気合が入る。若き挑戦者は「内藤、見に来いや! 何なら、試合前にやってもええぞ」と挑発した。
一 般に無料公開するスパーリングが前代未聞なら、試合自体も記録ずくめのビッグマッチだ。両者のファイトマネー総額は、日本人同士の世界戦では、1994年 12月のWBCバンタム級王座統一戦の3億4000万円に次ぐ史上2位の約3億円とされる。
大毅が勝てば、昨夏の長男・興毅のWBA世界ライトフライ級奪 取に続き、兄弟世界王者は国内初。さらに国内史上最年少の18歳9か月5日での世界奪取記録更新もかかる。早くも前哨戦の予感。

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