亀田3兄弟の2男・亀田大毅の挑戦を受ける、WBC世界フライ級王者の内藤大助が12日までに、所属ジムの宮田博行会長とのファイトマネー交渉で合意に達した。
タイトルマッチ決定後、宮田ジムが提示した金額は500万円(推定)だったが、粘り強い交渉で当初予想された500万円から2倍の約1000万円(推定)を勝ち取った。「先週話がまとまった。試合はやります。これで練習に集中できる」と報告。
王座を奪取したポンサクレック戦の100万円から10倍にはね上がりモチベーションが急上昇した内藤は「いろいろ意見を言って、結果として納得できる額になった」。夫婦共働きで月収12万円の厳しい生活を送る王者が、初めて報酬で大台を突破し、満面の笑みを浮かべた。
当初は、興行が赤字になるなどとして、ジム側は約500万円プラスチケット売り上げの歩合制を提示した。しかし、この額に不満を示した王者は、第三者を立て るなどして、2度目の交渉を行い解決。
約1億円ともいわれる大毅の報酬に比べれば、10分の1程度。それでも、内藤は「これで試合に向けた練習に集中でき る。使い道? 今まで世話になった両親、家族のために使いたい」と納得してリングへ立つ。
残る不安材料は、7月の世界戦で負傷した右まぶたのけが だ。内藤は「古傷がいっぱいあるからね。右まぶた? 治療中でね。大事を取ってやってるから、いまはトレーニング重視ですよ」と現況を説明。
これまで休憩 なしのマスボクシングを40分間行うなど、調整自体は順調という。ただ、けがの影響でスパーリングの予定が当初より大幅に遅れることになりそうだが、内藤 は「来週からやりますよ」と話した。
この日は、負傷個所にばんそうこうを張り、東京・永福の白井・具志堅ジムでジムワーク。「結果がすべて。ま、練習を見ててください」ファイトマネー問題が解決し、後は実戦に備えて肉体を磨く。

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