ファイトマネー歩合制! WBC世界フライ級タイトルマッチで、亀田大毅(18)=協栄=の挑戦を受ける同級王者の内藤大助(32)=宮田=のファ イトマネーが、チケットの売り上げで決まることが21日、明らかになった。宮田ジム側に用意されるチケットは約1000枚で、平均見込みで完売すれば、約 2000万円になるが、内藤は「注目される試合。それだけの額がほしい」と不満を漏らした。
笑みを浮かべていた王者・内藤の顔が突然、引きつった。宮田会長と2人で並んだ世界戦決定の会見。ファイトマネーに話が及んだ時だ。
「今回、大ちゃん応援シートを作りました。このチケットの売り上げが、ファイトマネーになります。ぜひチケットを買ってください」
世界戦で前代未聞ともいえる歩合制によるファイトマネーを打ち出した宮田会長。隣に座る内藤が「本当ですか?」と詰め寄ると、「収入がなければ、支出もな
い。チケットが売れなければ、ファイトマネーは払えない」と開き直る。事前の話し合いがなかったため、険悪な空気に包まれた。
前代未聞の
支払い方法だ。宮田ジムが用意するチケットは券種の内訳は未定の約1000枚(SRS=スペシャルリングサイド=席5万円、RS席3万円、S席1万円)が
完売しても、売り上げ見込みは約2000万円程度。ファイトマネーの総額が約3億円のビッグファイトで、王者が得られるのは、その10分の1以下にすぎな
い。チャンピオンにとって屈辱の低額。「国民が注目する試合だから、それにふさわしいものがほしい」。3度目のタイトルマッチのファイトマネー100万円
には納得したが、月収12万円で生活してきた内藤は増額を要求した。
リングでも、リングの外でも王者として1歩も譲れない。亀田陣営から「ゴキブリ」とからかわれる内藤。
「亀田家には負けたくないし、負けられない。ゴキブリに負けたら、ゴキブリ以下だぞ。KO勝ちすることは国民の期待」と口撃する一方で、「ファイトマネーはたっぷりもらいたい」と内藤はいいきった。世界チャンピオンとして、勝たなければならない理由がもう一つ増えた。
★両者違うグローブを使用、大毅はKO狙いメキシコ製!?
内
藤Vs亀田の世紀の一戦は、日本初の試みになる。内藤がウイニング(日本製)のグローブを使うのに対して、亀田はレイジェス(メキシコ製)。これまで、
日本で行われる世界戦では両者が同じグローブが慣例で、日本ボクシングコミッションは「両者が合意していれば、問題ない。国内では初めてのことになる」と
している。内藤は「(亀田は)KOを狙ってメキシコ製を使うらしいが、ボクは使い慣れているウイニングでいきます」と自信たっぷりだった。

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