
ボクシングWBC世界フライ級タイトルマッチ12回戦(10月11日・有明コロシアム)、ほめ殺しでKOや!ボクシングの亀田兄弟の父・史郎氏 (42)が17日、大毅との対戦が決まったWBC世界フライ級王者・内藤大助を徹底的にほめ殺した。これまでの「ゴキブ リ」発言から一転して「日本最強」と称え、大毅に勝算がないことを明言した。内藤のキャリアとパンチ力を絶賛し、いきなり"弱腰"にひょう変した史郎氏。 世界戦正式決定から一夜明け、早くも心理戦のゴングが鳴らされた。
ゴキブリから最強王者に-。興毅、大毅とメキシコに旅立つ直前、史郎氏 は内藤を持ち上げるだけ持ち上げた。あくまでも表情は厳しく、口調も真剣そのもの。「内藤は日本最強や。バカにしたらアカン。キャリアもパンチも大毅より 上。タイトルもいっぱい持ってる。こっちの勝ち目はゼロや」。どこまで本音かは不明だが、絶賛のフルコースでほめまくった。
これまで、左 右に細かくステップを踏むフットワークを揶揄して、内藤を「ゴキブリ」と呼んできた。内藤を見下す発言はあっても、称賛することは一度もなかった だけに今回の絶賛ぶりは不気味だ。史郎氏の狙いは、ずばり心理的に内藤の動揺を誘い出すこと。亀田流の心理戦で揺さぶりにかかった。
心理 的なものだけでなく、肉体的にも内藤を攻略する。今回のメキシコ合宿は、内藤対策としてではなく今後の経験のため。29日に帰国を予定し、9月中旬に大阪 で2日間の短期合宿を行う。この2日間で仮想内藤の4回戦、6回戦ボクサー10人を相手にスパーリングを行い、対策を練る。
「大阪で内藤 対策のスパーリングをするねんけど、大毅の勝ち目はないからな。かけ率は9対1ぐらいやろ。もちろん内藤が9やで。少しでも頑張れるようにメキシコで練習 してくるわ」と最後まで"弱気"を装った史郎氏。いつまた亀田節が復活するのか。心理戦は始まったばかりだ。

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