11月4日・さいたまスーパーアリーナで行われるWBAフライ級タイトルマッチで、2度目の防衛戦に臨むチャンピオンの坂田健史が10月29日、東京都内の協栄ジムで2度目の公開練習、好調な仕上がりを披露した。
世界戦まであと1週間を切り、「いつでも戦える状態」と万全の仕上がりぶりをアピールした。
4ラウンドのスパーリングを実施。前半はやや体が重そうだったが、後半には鋭いボディーブローを何度もたたき込んだ。至近距離から的確なショートパンチを
打ち込み、空振りはほとんどなし。
デンカオセーン・カオヴィチット対策の右ショートカウンターも切れ味鋭く、充実ぶりが目を引いた。
挑戦者でWBAフライ
級2位のデンカオセーン・カオウィチットについて「相手は前に出てくるファイタータイプ。自分のリズムを崩さないようにしたい。カウンターのタイミングを
合わせたい」と意気込んだ。
協栄ジムの後輩の亀田大毅が世界戦の反則行為で社会問題となった。坂田は「ジムによくないイメージがついているかもしれないが、そうではない、と試合を通じて分かってもらいたい」と話した。
「ジムでいろいろな問題が生じた。その分、見た人が感動するような試合をしたい」。その自負は本番で使用するグローブの色に表れた。
11日の世界戦で反則を連発した同門の亀田大毅と同じ金を選択した。
「トランクスとシューズに黒地に金のラインが入るんで。それに合わせた感じ」と偶然を強調したが「王者にふさわしい色だと思う」とも言う。見せかけでなく、本物の輝きを放つ拳でファンを魅了する。

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