長谷川穂積のWBC王座に挑むシモーネ・マルドロットと池原信遂を迎え撃つWBA王者のウラジーミル・シドレンコが1月6日、ともに大阪市の旧大阪帝拳ジムで練習を公開した。
シドレンコはスパーリングを行わず、ミット打ちや縄跳び、ひもで結んだテニスボールをよける独特の練習を披露。「反射神経を養うため。池原は強いが、わたしの方が経験は上」と力を込めた。池原の印象を「自分に似たタイプかも知れないが、技術的にすばらしい。アウエーでもあるし、ハードな試合になる」と語った。
今回の6度目防衛戦に向けて2ヶ月、練習期間に充てたと明かし「12回フルに戦うつもりでいる」としっかり準備を整えてきたことを強調。初来日はもちろん、欧州圏から初めて出て臨むリングに気持ちの抜かりはない。
また長谷川穂積の挑戦者マルドロットも「午前中に練習してきたから」とバンデージを巻くこともなく、スパーリングは行わず、軽めのシャドーボクシングで公開練習を終了した。シャドーでは左右の構えを切り替えてスイッチ。「自然にできた。子供のころからそう」とくせ者ぶりを発揮した。練習会場には婚約者のバレリアさんも伴い、時折柔和な笑みを向けた。「彼女がいた方が精神的に安定する。勝てば結婚することもある」と新妻とベルトの両手に花を目指す。

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